業務に必要なデータを取り込み洗練されたSAPスクリーンを実現
GuiXTコントロールズを使用すると、以下のことができます。
– GuiXTスクリプトからVB.NETやVBScript関数を呼び出す
– SAP GUIにインターネットページを埋め込む
– Excelや Wordとデータを交換する
– SAP GUIにActiveXコントロールを埋め込む
– VB.NETに独自のWindowsフォームUIを実装し、SAP GUIに埋め込む
右側の例では、VB.NETを使用してチャートを作成し、それをトランザクションVD03に表示しています。
VB.netを使ってVD03トランザクションに売り上げ推移のグラフを表示させた例
SAP ERPと外部ファイルを連携させる
WordやExcelなどのデータを連携させて複数のアプリケーションにまたがる業務を簡易に実現できます。
ExcelファイルをSAPトランザクションに統合した例
VB.NET + Windows Form
VB.NETとWindowsフォームで、独自の画面やダイアログを実装することが可能になります。 GuiXTコントロールズを使用すると、WindowsフォームのアプリケーションをSAP GUIにポップアップ画面として統合したり、SAP GUI画面に埋め込むことができます。
バーコードをGUIのポップアップ画面に表示した例
ActiveX component
ActiveXコンポーネントは、SAP GUI画面に埋め込んだり、個別のアプリケーションとして起動および制御できます。
右の例では、MS Wordアプリケーションを起動し、ユーザーが入力したテキストのミススペルの単語を修正できるインタラクティブスペルチェックを実行するプッシュボタンをSAP画面に追加しています。
同様に、MS Excelを呼び出して、SAPシステムからデータを渡し、Excelのセルの値を読み取ってSAP画面に入力させることができます。
さらに、VB.NET等を使用して、独自のActiveXコンポーネントを作成することもできます。最適なユーザーインターフェイスで専門的なタスクを実行し、ユーザーをサポートします。
複雑な製品を簡単に構成できるコンポーネントを記述する時に便利です。 例えば、SAP得意先購買発注トランザクションで、ユーザーが全てのSAP構成データを手動で入力しなくても、このコンポーネントを呼び出して作業を簡単にすることができます。
ユーザーは、SAP GUIトランザクション内のテキストボックスにテキストを入力し、Spell check”ボタンをクリックします。 これにより、MS Wordアプリケーションが起動し、ユーザーがスペルミスのある単語を修正できるインタラクティブなスペルチェックが実行されます。
SAPトランザクションへの統合
“GuiXT コントロールズ”を使用すると、Active XコンポーネントをSAP GUI画面に埋め込んだり、SAPからデータを渡したり、コントロールイベントに反応したり、データをSAPトランザクションに戻すといったことが可能になり、ActiveXコンポーネントをSAPトランザクションにしっかりと統合できます。
インタラクティブなスペルチェック。 修正されたテキストは、SAP GUI画面で更新されます。
GuiXTの製品構成
GuiXTでは、SAP ERPの導入効果を向上させるため、
簡単な操作でオリジナル画面を開発・カスタマイズできるツール群を用意しています。