複雑なSAPトランザクションの効率と使いやすさを向上インプットアシスタント
SAPトランザクションの複雑な画面構成

SAPトランザクションはマルチスクリーントランザクションであり、複数の画面で構成されています。 典型的なトランザクションは、いくつかの重要なデータを含む比較的空の最初の画面から始まります。 この後に、処理されるビジネスケースを説明する1つまたは複数のより複雑な画面が続きます。

一般的に、これらの各画面のいくつかのフィールドのみに入力する必要があります。 このことは次のことを意味します。
 - 各画面で関連するフィールドを識別する必要があります
 - ユーザーは次の画面が表示されるまで待つ必要があります
 - ユーザーは、連続する定型的な業務画面と、変動する応答時間に自分の作業スタイルを調整する必要があります。

インプットアシスタントでマルチスクリーンからシングルスクリーンにして使いやすく

インプットアシスタントを使用すると、マルチスクリーントランザクションをシングルスクリーントランザクションに統合することが可能です。 ユーザーは、関連するすべてのデータを直接入力できる1つの画面にとどまります。
内部的には、元のトランザクションはすべての画面で処理されます。 アプリケーションロジックとすべての整合性チェックは、まったく同じ方法で実行されます。

GuiXTでは、トランザクションの最初の画面またはメニュー画面で追加の入力フィールドを作成します。 トランザクションの高速単一画面処理を有効にする新しいプッシュボタンを定義します。
新しいフィールドが後続の画面にどのようにマップされるかは、”InputScript” で定義します。 インプットアシスタントは、すべての画面を内部的に処理(非表示)し、フィールド値を入力します。 非表示の画面のいずれかでエラーメッセージが発行された場合、ユーザーは最初の画面でメッセージを受け取り、そこでデータを修正できます。

単一画面トランザクションは、トランザクションの最初の画面またはいずれかのメニュー画面で定義できます。 また、InputScriptを利用して別のトランザクション(または一連のトランザクション)を呼び出すこともできます。 3番目の方法は、一部の画面のみを内部的に処理し、ユーザーにトランザクションを完了させることです。
独自の整合性チェックを追加し、入力データの値に応じて値を設定することもできます。


複雑なSAPトランザクションの効率と使いやすさを向上

– 複数の画面/タブを単一画面に置き換える
– 複数のステップを1つのプッシュボタンに組み合わせる


独自のダイアログユニットを作成する

– SAPマッチコードで独自の入力フィールドを使用する
– SAPトランザクションまたは呼び出し機能ユニットの自動処理


SAPテーブルコントロールのカスタマイズ

– カラム幅の変更
– テーブル幅の変更
– カラムヘッダーとテーブルタイトルの変更
– カラムや行を読み取り専用に設定
– 独自のカラムの追加
– 追加の処理のためのセル値の読み取り
– セル値の設定、等


他のデータを表示したり、高速データ入力するために、独自のテーブルコントロールを追加

– 単純なテーブル定義
– 任意の数のカラムと行
– SAP検索ヘルプの入力フィールド
– プッシュボタンおよびチェックボックスタイプのカラム
– 水平および垂直スクロール


迅速なデータ入力


ローカルPC機能

– ファイルの読み取り、ファイル選択ダイアログ
– ファイルの書き込み
– ExcelやWord等のローカルアプリケーションを呼び出してパラメーターを渡す


その他の機能

独自のデータ整合性チェックを追加
マルチレイヤーのグラフィカルメニューをデザイン、等

GuiXTの製品構成

GuiXTでは、SAP ERPの導入効果を向上させるため、
簡単な操作でオリジナル画面を開発・カスタマイズできるツール群を用意しています。