変数

スクリプトコマンド行の”…”のすべての文字列に、現在の画面や前の画面の項目値を示す変数を設定できます。システムがスクリプトコマンドを解釈する前に、システムはすべての変数を対応する値に置き換えます。変数名には、&記号と角括弧で括られた項目名で構成されます。例:&F[Account]

 

注:インプットアシスタントコンポーネントを使用すると、独自のスクリプト変数を定義して、比較や計算に使用できます。詳細は、Variables, Computations, Comparisonsを参照してください。

 

例:

Title “Display account &F[Account]

 

F[Account]の現在の値が 113100ならば、スクリプトコマンドは以下と同じです。

 

Title “Display account 113100”

 

&F[…](a-b)表記と共に、サブストリングの抽出もできます。この場合、aが最初に抽出される文字で、 bが最後に抽出される文字になります。

例:全アカウント番号が113100 の場合、&F[…](a-b) は “31”に置き換えられます。

 

前画面の入力値が必要な場合があります。例えば、ユーザーはトランザクションの初期画面で製品番号を入力後、第二画面で製品イメージを表示する際にこの製品番号を使用したい時などです。

この場合は、この項目名の前にコロンを2つ入力してください。

 

例:Image (4,80) “P:\products\img&[::Material number].jpg” 

ユーザーが最初の画面で製品番号00500187を入力すると、

イメージファイルP:\products\img00500187.jpgが第二画面で表示されます。

 

特殊な定義済の変数に、様々な形式で使用できる現在の日付 &[today_…]があります。

日付形式を定義するのに、d=day, m=month, y=yearの文字を使用できます。

下記は1999年12月24日の例です。

&[today_dmy] 24121999
&[today_mdy] 12241999
&[today_y] 1999
&[today_m/d/y] 12/24/1999

 

現在の日付からある日数分を足したり引いたりすることもできます。

下記は1999年12月24日の例です。

&[today+1_dmy] 25121999
&[today-1_dmy] 23121999
&[today+8_m/d/y] 01/01/2000

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