SAPのパフォーマンス改善

GuiXT の「キャッシュ」機能と GuiXT コマンドの 「Version Number」 のご利用により、ユーザ PC と SAP ERP 間のデータ通信量が激減します。

【例】 400人のSAPユーザが、異なる20画面(500ダイアログステップス)の標準画面を使って通常の業務処理をしていると仮定します。

  1. SAP標準画面をご利用の場合、ユーザ PC と SAP ERP 間で通信される400人のトラフィックの総数は、200,000 アクセス(400人x500ダイアログステップス)になります。



  2. GuiXTを利用し、GuiXTスクリプトのローカルキャッシュをオンにしますと、20画面分のスクリプトが400人のユーザの各PCにキャッシュされます。ユーザはこのキャッシュ画面を利用することにより、1人当たり20ダイアログステップスで作業ができます。その結果、トラフィック総量は8,000アクセス(400人x20ダイアログステップス)に減少します。

  3. 更に、GuiXTには「VersionNumer」というコマンドがあり、②のキャッシュとVersionNumberを併用しますと、400人のユーザがそれぞれ「ログインスクリプト」と「セッションスクリプト」の2回のサーバアクセスで作業が可能になります。これにより、400人のトラフィック総量は800アクセス(400人x2サーバアクセス)に激減します。
    *SAP ERP本体のキャッシュを併用いただきますと業務処理速度は可能最高速になり、高いパフォーマンスを得ることができます。